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ガラスコーティングの役割は?




スマホを長く使っていると必ず傷が付いてくると思います。
それを防ぐため、ケースやフィルムを使用している方がほとんどでしょう。

コーティングも画面の補強方法の一つなのですが、手軽にできる環境のない現在ではあまり浸透せず広まっておりません。
「誰もやらないってことは効果ないんじゃ?」と思われるのがほとんどかと思われます。

結論から言うと現在広まっている保護フィルムより遥かに強固です。
しかし、効果を実感しにくいのです。

 

そもそもガラスコーティングとはどういうもの?




保護フィルムとの比較で説明していきます。

貼る、剥がすが容易にできる保護フィルムと違い、コーティングは画面そのものに液体ガラスを浸透させ強度を上げる手法のため、自力で剥がすことは基本できません。
コーティング前後で見た目にも違和感が出ないため、補強できているという実感も沸きづらいです。

保護フィルムは画面の代わりに割れる事がありますが、コーティングは割れるとすると画面が割れます。

「じゃあコーティングはどんなメリットがあるの?」
そう、ここまでの説明だとあまり良いとは言いにくいですね。

メリットは大きく2つあります。

1つは先程も言いましたがその強固さ、もう1つはフィルムより広範囲の補強ができること。
他のは細かくはなりますが、剝がせないことにより付け直す手間がないこと。
ふちや隙間などがないためフィルムに比べ汚れにくいこと。
見た目に違和感がないため、厚みなども変わらず使用できること。
機種によるサイズや形状などを選ぶ必要がなく全端末に対応可能なこと。

このように一見デメリットに見えるていた部分も見方次第でメリットになるところが多くあります。

保護フィルムに比べ、コーティングのほうが良いものであることが伝わってきたかと思います。

 

ただどうしてもフィルムのほうが手軽に入手できなおかつ安価です。

しかし、割れたり欠けたりして張り替えることを考えると実際はそこまで金額差はなく一度の手間で済むのです。
保護フィルムをご利用していた方も張替えや機種変のタイミングでコーティングを試してみてはいかがでしょうか。

 

コーティング剤を塗布した後で剥がす必要はありません。


 

コーティングは瞬間接着剤等とは違い、除光液やアルコールで剥がすことは出来ません。
コーティング、つまり表層を覆うものという単純なイメージ以上に優れものであるが故に剥がせるのか?という疑問に結びつくことは想像に容易いのですが…
これはガラスコーティングがガラス表面のマクロサイズの凹凸に固着し、ガラスの耐傷性、ひいては破損を防ぐという効果を考えれば当然です。



○硬度がアップし、割れ防止に繋がる

○光沢度が上がり、綺麗に見える

○細かい傷などが目立ちにくくなる

○強化ガラスではなく、液剤になっているので貼っている感じがない(凹凸がない)

上記のようにガラスコーティングのメリットを考えると「剥がさなければいけない」という要素は見当たりません。
きっと剥がせるか?が気になる方の中には強化ガラスフィルムのような”身代わり人形=代わりに割れてくれるフィルム”の気軽さに思考が引っ張られているから…という面もあるのでしょう。

ですが、ガラスコーティングのメリットは強化ガラスフィルムでは得られません。

更にガラスコーティングの膜は薄く強力なので、上から更に強化保護フィルムを貼ることも可能です。
これによりすべての出来事からスマートフォンを万全の体制で守ることも可能ですし、ガラスコーティングと強化ガラスフィルムのメリットを総取りすることも出来ます。

しかし、もちろんコーティング特有のメリットはいくつか失われてしまいます。
(フィルムの凹凸や外見の変化など)

かなり特殊な環境で使用しない限りはガラスコーティングのみで耐えられます。
そしてコーティングを剥がす必要もありません。

強化ガラスフィルムのような従来の方法では画面保護のデメリットを拭うことは出来ませんでした。
しかしガラスコーティングなら、今までにない体験が出来ると明確に断言できます。

 

重ねればいいというものではありません。




ガラスコーティングの原理は至ってシンプルです。
我々の目には見えませんが、どんなガラスにもマクロサイズの凹凸が存在します。
またスマートフォンに採用されているゴリラガラスなどの強化ガラスでは、従来のガラス製品よりも凹凸のサイズが小さく、ガラスよりも分子構造が粗い金属(つまり硬い金属)からの傷を防ぐことが出来ます。

ですが例えばガラス表面の微細な凹凸に食い込むサイズの分子構造を持つ

・砂やホコリ
・柔らかい金属

これらの物質では簡単に傷がついてしまうことがあります。

そこでガラス表層の凹凸に流し込み、硬化する液剤を施工することで耐傷性を高め、元より硬いガラスのデメリットである「傷がつくと割れやすくなる」特性をも払拭するガラスコーティングをおすすめしています。

しかし、そうなると疑問として浮かぶのは、重ね塗りで強度が増すのか?ですよね。

理論上、一度に重ね塗りをしても相乗効果は薄い




先程申し上げたように、ガラスコーティングの原理はガラス表層の凹凸を埋める事にあります。

もちろん重ね塗りをすること自体は特段、なんの問題もありません。
しかし凹凸を埋める特性を考えると、塗った状態=表層がフラットになった状態から更に重ねるのであれば、効果率は低いと考えられます。
逆に言えば「一度塗れば完全体」ともいえますね。

また一度施工を行ったあと、特定の期間を空けずに塗布する場合は「硬化したコーティング剤」に親和性の高い液体のコーティング剤をぶつける形になります。
これにより侵食(硬化不足)やムラが生まれ、期待される効果が得られないケースもあります。

ですので、例えばガラスコーティングを施工し1年経った段階で、再施工を行う場合は問題ありませんが…

一度に何度も重ね塗りを行うのはあまりおすすめ出来ません。

 

 
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