ガラスコーティングできるものとできないもの

スマホ修理ジャパン渋谷店スタッフです。

車のコーティングに始まり、時計やスマートフォンなど、様々なものを汚れや傷から守ってくれる今話題のガラスコーティング。

床のフローリングにガラスコーティングをすることだって出来ます。

比較的なんでも施工が出来ると評判のガラスコーティングですが、今回は施工が出来るものとできないものについてのお話をしていきたいと思います。

 

結論!コーティングは全てのものに施工可能です!

 

 

結論から申し上げると、ガラスコーティングは全てのものに施工可能でございます。

はい、これでブログ終了!

…というわけにはいきませんので、裏話をお話していきますね(;´・ω・)

ガラスコーティングは基本的に、液体でなければ全て施工が可能です。

しかし当然ガラスコーティングに向いているもの、向いていないものがありますので、今回はガラスコーティングの施工が推奨できるものとできないものについてご紹介していきます。

 

ガラスコーティングが推奨できるもの

 

 

ガラスコーティングが推奨できるものの材質や形状、特性にについてご紹介していきます。

 

表面にザラつきの無い形状

 

ガラスコーティングは、施工するものの表面に細かいガラスの膜を張って、傷や汚れを守るのが目的で販売されています。

ガラスの特性として、固まった状態が真っすぐであればあるだけ強度があがり、薄く伸びた表面部分はねじれや折り曲げには決して強くありません。

ダイヤモンドにも割れやすい方向があるようにガラスにも割れやすい力の加わり方があるわけです。

そのため、ガラスの強さが活かされやすい表面に細かいざらつきや伸びのない材質がコーティング施工の推奨対象と言えるでしょう。

 

金属やガラスなど固い材質

 

金属やガラスなど、そのものの強度が高い場合、表面の傷や汚れを守るのにガラスコーティングが推奨できます。

例えば、時計の盤面のような「キラリと輝く様子がかっこいい!」的なものはその輝きを維持するのにガラスコーティングは役に立ちます。

もちろんiPhoneの画面も同様で、ピッカピカのディスプレイに施工するとその輝きを長く保つことが出来るのです。

しかし、修理したiPhoneにガラスコーティングに施工を行う場合、本体フレームに歪みが出るレベルの衝撃が加わっていた場合、フロントパネルのガラスそのものが、少しねじれている可能性があり、ガラスのねじれに弱い性質が発揮されて簡単に割れてしまうこともあります。

「iPhoneを修理したら割れやすくなった」とお考えの方はフレームの歪みが原因で割れやすくなっていることが濃厚ですので、もしも修理したiPhoneが簡単に割れてしまったと感じた場合には、上記の点を踏まえておくと納得しやすいでしょう。

 

ガラスコーティングが推奨できないもの

 

 

続いてはガラスコーティングが推奨できない材質や形状についてご紹介していきます。

 

シリコンやゴムなど軟らかい材質

 

ガラスの特性は前途した通りとなりますが、「ねじれに弱い」という性質と見事にマッチして、コーティングを台無しにしてくれるのがシリコンやゴムなどの弾力性に富んだ特性を持つ材質です。

ガラスコーティングがシリコンやゴムの柔らかな動きに合わせて剥がれ落ちていってしまうので非推奨なわけですが、撥水加工のシャツなどと同様しばらくの間はコーティングの効果は実感できます。

また、シリコンやゴムの弾力性を発揮させない使い方をすれば、ガラスコーティングは通常通り機能しますので「見た目に艶感を出したい」且つ「弾力性を活用する機会がない」という場合であればコーティングしても問題ないでしょう。

 

傷や亀裂が入っている

 

既に傷が入っていたり、亀裂の入っているものへの施工は正直ベースでお話しすると「無意味」です。

ガラスコーティングの売りは「表面がキレイなものをキズから守る」のであり「傷や亀裂を広げない効果はない」ので、いくらすでに割れたり、傷のあるものをガラスコーティングしても、気になる部分をケアはできません。

これは意外と知られていない事実なので、少し驚いた方も多いかもしれませんが、知っておいて損はないでしょう。

もちろん、細かい傷程度であれば、ガラスコーティングでそれ以外の部分をケアできるので、十分に施工する価値があると言えます。

 

まとめ

 

ではおさらいしていきましょう。

まず、ガラスは表面の衝撃には強く、ねじれに弱い。

この特性を軸にガラスコーティングが推奨できるかできないかを考えるのが最適解と言えます。

硬くて、傷が無い平らなものはコーティングして損はなし!

柔らかくて、弾力性があったり、すでにキズや割れのあるものは用途によって施工するか判断。

このように覚えておくと、コーティングすべきものとそうでないものが見えてきます。

ぜひ、身の回りでガラスコーティングを試してみたいものがあったらお問合せください。

それでは。

 

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