防水力は上がりませんが、撥水加工で汚れがつきにくくなります。
普段のしつこい指紋も簡単な拭き取りだけで綺麗な画面を保てます。ただし、水の侵入を防ぐものではないのでいつも通り水没には十分気をつけましょう。
水を数的垂らしてみましたが、見事に玉になってスルスルと滑り落ちていきます。
気になる耐久性は…
傷つがきにくくなります。コーティング剤の成分はガラスと同じ成分が含まれており、画面に塗り込むことでガラスの層がもう一枚できることになります。ツルツルに見えても画面は実は凹凸がありますので、これをコーティング剤が埋めてさらに平らに近づけます。
表面が滑らかになることでものが擦れても摩擦抵抗が低いので引っ掛かりが少なく滑っていくので傷になりにくいという仕組みです。つまり物に当たっても引っ掻くことなく滑っていくイメージです。
コーティングしてあるこちらのiPhoneXは1年以上使用しているものです。十分綺麗ですよね。
落下させても大丈夫なのか
強くはなりますが、画面がガラスである限り割れる時は割れます。残念ながらガラス強化フィルム同様、万能ではないんですよね。
特に本体の角はコーティングが薄くなる傾向がありますので、側面部分や背面はケースで覆った方が安心です。やはり落下の衝撃はかなりのものがあるらしく、ガラスが割れなくても液晶が漏れてしまったり基盤にダメージが行ってしまうことがあります。
近い将来薄い皮膜でも落下の衝撃に耐えうるコーティング剤が登場するといいですね。