施工は表と裏のみ?上下左右はガラスコーティングしないの?

最近では背面ガラスのiPhoneの台頭から
裏面もガラスで出来たスマートフォンが増えました。

もちろん、ガラスコーティングである以上
ガラス面であれば全ての面に施工するのが常識です。

ですが…時折頂く質問の中に

「サイド、この側面の部分はコーティングしないんですか?」

という御質問を頂くので、今回は側面の施工について書いていこうと思います。

【側面、フレームの材質による】

基本的にガラスコーティング剤というのは
ガラスに対する親和性が高いものでガラス表面の小さな凹凸を埋め
耐傷性を高め、同時に傷に弱い高硬度のガラスを衝撃から守る役割を持ちます。

たとえば上下側面のフレームがガラスで生成されているスマホであれば…
その効果が期待できますが、現在のスマートフォンでは

アルミステンレスなどの金属製フレームが殆どであり
ガラスコーティングの本来の目的であるところからは外れています。

ですが金属製フレームでも…
ガラスコーティングにより期待できる効果があります。

それは…

【金属のツヤを出し、アルミの酸化を防ぐ】

ガラスコーティングの根本的な原理は…

「被膜を張ること」

そして、これはガラス以外の金属にも有用です。
一層の膜を張ることで手の油によるアルミの酸化腐食を防ぎ
金属面にもツヤを出し滑らかな手触りになる効果があります。

もちろん、その金属フレームの劣化の程度により
防ぎきれない腐食もありますが進行を遅らせることが可能です。

代表的なものでiPhone6sの一部の生産品で使われている
7000番台のアルミ合金は、強度はあるものの腐食しやすい事が報告されており
長く使った端末ではサンゴのようなクレーターが空いているものもあります。

またスマホケースを長期間つけていた場合も、ケース内側の跡が付いてしまう何て事も…
こういった腐食意図しないシミコートの被膜最低限に抑えることも可能になります。

ただし気を付けなければいけないのはステンレスフレーム
ステンレスのように酸化被膜を元から持っている金属の場合

虹色のモヤのような変色を起こす場合もあります。

もちろん使われているステンレスの種類、特性により左右される要素です。
しかしガラスコーティングのプロである私達スタッフの技術と経験を活かした施工であれば問題はありません。

ガラスコーティングが気になるけど…とお悩みの方には
リーズナブルかつスマホのプロが隅々まで疑問や期待に応えますので

是非、一度ご相談下さい。

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